60代女性がアニサキス食中毒
(やまなし県)

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20190205/1040005536.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

今月、魚屋で買ったサバをしめさばにして食べた県内の60代の女性が腹痛を訴え、
県は寄生虫のアニサキスによる食中毒と断定し、魚を生で食べる場合は
目視による確認を徹底することなどを呼びかけています。

県によりますと今月3日、峡東保健所の管内に住む60代の女性が腹痛を訴え、
病院で検査した結果、胃の中から寄生虫のアニサキスが検出されました。
女性は前の日に魚屋で買ったサバをしめさばにして食べていたということで、
県はサバに寄生していたアニサキスが原因の食中毒と断定しました。

女性はすでに回復に向かっていて
「魚屋からいったん冷凍するよう言われたが、そのまま調理してしまった」
などと話しているということです。

アニサキスは、サバやサンマ、カツオなどの青魚を中心に寄生する長さ2、3センチほどの寄生虫で、
胃や腸の壁を傷つけ、激しい腹痛やおう吐などの症状を引き起こします。

県は、魚を生で食べる場合は目視による確認を徹底するほか、氷点下20度で24時間以上冷凍したり、
アニサキスが寄生しやすい内臓を速やかに取り除いたりして食中毒を防ぐよう呼びかけています。

02/05 17:55