レオパレス問題・岐阜市で契約更新の際3日以内に退去するよう通告
2/8(金) 19:19配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190208-00010422-cbcv-soci
 大手不動産会社レオパレス21が建てた1300棟あまりのアパートで、施工不備が見つかった問題で、
契約を更新しようとした際に退去を通告されたという男性が取材に応じました。

 レオパレス21の一部のアパートでは去年、施工不備が見つかりましたが、7日新たに1324棟で、
国が認定した仕様とは異なる構造の外壁や天井などが見つかったと発表しました。

 「まじか、どうしよう」(退去を通告された男性)

 こちらの23歳の男性は去年8月まで、岐阜市内のアパートに住んでいましたが、契約を更新しようとした際、
レオパレスの担当者から物件の調査のため3日以内に退去するよう通告されたということです。

 「延長もできない。引っ越し費用も何もなく。結局自費でハイエースを借りて、荷物を全部詰め込んで、家をカラにしないといけないので、
(新居がみつかるまでの)1週間はめちゃくちゃきつかった、心身ともに」(退去を通告された男性)

 一方、去年の問題発覚を受け、名古屋ではアパートのオーナーたちが「レオパレス違法建築被害者の会」を結成。

 会長の前田和彦さんは、レオパレスのずさんな対応について、

 「やはり隠している違法建築があるんだなと。(発表が)小出し小出しで、今回のような衝撃が来るわけですよね。またかまたかということで。
隠している違法建築をすべて開示して、前向きに取り組んでいただきたい」(LPオーナー会・前田和彦会長)

 レオパレス21では、新たに発覚した物件のうち、天井の耐火性能が足りていない、少なくとも7700人余りの入居者に、安全のため引っ越しを要請するとしています。