2019年2月8日 20時26分
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豚コレラが5つの府県に拡大するきっかけとなった愛知県豊田市の養豚場で見つかったウイルスは、同じ業者が餌を運んでいた岐阜県本巣市の養豚場とは別のウイルスだったことが農林水産省の分析で分かりました。農林水産省は改めて感染経路を調べ直すことにしています。

農林水産省は、5つの府県に拡大するきっかけとなった愛知県豊田市の養豚場で見つかったウイルスと、それ以前に岐阜県内で確認されたウイルスを詳しく分析しました。

その結果、先月末に岐阜県本巣市と各務原市の養豚場で確認されたウイルスだけが、愛知県豊田市と岐阜県内のほかの6か所から見つかったウイルスと異なっていたことが分かりました。

岐阜県本巣市と愛知県豊田市の養豚場には、同じ業者が餌を運んでいたことから、農林水産省は感染の拡大と関係がないか慎重に調べていましたが、この2か所のウイルスは別のものだったことから、こうした感染経路は考えられないとしています。

農林水産省はこうした情報を基に改めて感染経路を調べ直すことにしています。