https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190209/k10011809411000.html

北海道は8日に続き、上空に強いレベルの寒気が流れ込んでいることに加え、
「放射冷却現象」の影響で冷え込んでいて、東部の陸別町で氷点下31度8分を観測しました。
この冬、北海道で氷点下30度を下回ったのは初めてで、気象台は水道の凍結などに注意するよう呼びかけています。

札幌管区気象台によりますと、北海道内は8日に続いて強いレベルの寒気が上空に流れ込んでいることや、
晴れて地表の熱が奪われる「放射冷却現象」の影響で冷え込んでいます。

9日朝6時半までの各地の気温は、▽東部の陸別町で氷点下31度8分を観測したのをはじめ、
▽東部の弟子屈町川湯で氷点下30度7分、▽北部の枝幸町歌登で氷点下30度3分などとなっています。
この冬北海道で氷点下30度を下回ったのは初めてです。

気象台によりますと寒気に伴う冷え込みは今後1週間程度は続く見込みで、屋外での活動や
水道の凍結などに注意するよう呼びかけています。