しても意味の薄い時代だった。
あらゆる努力はリスクでムダなコストとなるから、
株のほうがまだマシだとなっていった時代だ。
株をやるほどのカネがない人は、他のバクチに手を出していった。
そして、政治家のいう、思わず首を傾げるような
浮かれた将来像を真に受けて
なんとなく生きていたという時代だった。
努力することは忌避された時代だった。
平成で脚光を浴びた人たちというのは、
宗教の広告塔、ヤクザの打ち子、
アメリカから投資を受けている起業家であって、
その他の人たちは、全く歯が立たず、
何をやっても潰される。
そしてそれを国が後押ししていた。