クマが冬眠から目覚める春を前に、クマの生態についての知識を身に着けてもらおうというフォーラムが9日に仙台で開かれました。

宮城県が開いたこのフォーラムでは、クマの生態に詳しい岩手大学の青井俊樹名誉教授が講師を務めました。青井教授は「クマに遭遇した場合、身に付けている衣服などを捨てて興味をそらせながら逃げることが効果的だ」「自宅の外などに生ごみを放置せずクマの餌場を作らないことが重要だ」などと呼びかけました。

宮城県内では2018年4月から1月15日の間に1025件の目撃情報があり、県では「クマの脅威を軽く見ず、また過剰に恐れないよう多くの人に正しい知識を身に着けてほしい」と話しています。

2/9(土) 23:02
TBC東北放送
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