韓国側負担増でひとまず妥結=米軍駐留経費交渉、実質先延ばし


 在韓米軍駐留経費の韓国側負担をめぐる米韓交渉が妥結し、
両国政府は10日、「防衛費分担特別協定(SMA)」に仮署名した。
韓国側負担は昨年より約800億ウォン(約78億円)増えて
1兆389億ウォン(約1010億円)となる。ただ、米側の意向で
協定期限は従来の5年から1年に短縮され、今年前半にも交渉が
再開する見通しだ。
 韓国側負担が1兆ウォンを超えるのは初めて。協定期限が1年になり、
交渉は実質的に先延ばしされた格好だ。再選が懸かる来年の米大統領選を
前に、トランプ大統領が増額圧力を強める可能性もある。


時事通信社【ソウル時事】(2019年02月10日19時30分)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019021000394&;g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

10日、ソウルの韓国外務省で、在韓米軍駐留経費の韓国側負担を定める
「防衛費分担特別協定(SMA)」に仮署名する米韓外交当局の交渉代表
(韓国外務省提供)
https://www.jiji.com/news2/kiji_photos/20190210at55S_p.jpg