■統計問題、調査法変更「慎重に」多数 厚労省15年検討会 議論立ち消え
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201902/CK2019021002000118.html

◆サンプル変えるたび数値悪化
 別の委員は本紙の取材に対し、厚労省の職員が政権の意向を強く意識していたことを明かした。

 「議事録には残っていない休憩中の雑談だったと思う」と前置きした上で、「サンプルを(全数)入れ替えるたびに数値が悪くなるそれまでのやり方に官邸か、菅(義偉官房長官)さんかが『カンカンに怒っている』と言って厚労省職員は検討会の最初から相当気にしていた」と振り返った。

 委員自身は調査方法の変更をするべきだと考えていたが、「実務を考えると難しいという県の方やそれに賛同する意見があってまとまらなかった」と説明した。