兵庫と大阪で火災3件相次ぐ、5人死亡
2/11(月) 11:55配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190211-00026529-mbsnewsv-l27

 10日夜から11日朝にかけて兵庫と大阪で3件の火災が相次ぎ、合わせて5人が死亡しました。

 10日午後11時すぎ、兵庫県西宮市甲子園口の集合住宅で、「3階部分から火が見える」と通行人の男性から消防に通報がありました。

 警察や消防によりますと、集合住宅3階の一室60平方メートルのうち約30平方メートルが焼け、年齢・性別不明の3人の遺体が見つかりました。警察によりますと、3階には集合住宅の家主の90代の男性と80代の妻、50代の息子の3人が住んでいたとみられます。警察は遺体はこの3人とみて身元の確認を進めるとともに、出火原因を調べています。

 また、11日午前1時ごろ、大阪市東淀川区の鉄筋3階建ての店舗兼住宅で、通行人から「3階から煙が見える」と消防に通報がありました。火は約2時間後に消し止められましたが、店舗兼住宅の3階の1室、約25平方メートルが焼けました。

 この火事で、火元の部屋に住む日笠山正士さん(44)が浴室内で心肺停止の状態で見つかり、病院に搬送されましたがその後死亡が確認されました。日笠山さんはひとり暮らしで、警察と消防が出火原因を調べています。

 さらに、大阪府高槻市古曽部町の集合住宅でも午前7時20分ごろ、「1階の換気扇から煙が出ている。玄関が閉まっていて住人と連絡がつかない」と近くに住む人から消防に通報がありました。

 火は約15分後に消し止められましたが、集合住宅1階の一室が燃え、部屋の中から男性1人が遺体で見つかりました。この部屋に住む70代の男性と連絡が取れていないということで、警察は亡くなったのはこの男性とみて身元の確認を進めています。