千葉・野田市で両親の虐待を受け死亡した小学4年の女の子は、児童相談所に一時保護されたあと、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の疑いがあると診断されていたことがわかった。

小学4年の栗原心愛さん(10)が1月、野田市の自宅で死亡し、父親の勇一郎容疑者(41)と母親のなぎさ容疑者(32)が虐待の疑いで逮捕された。

心愛さんは2017年11月、小学校のアンケートに「お父さんにぼう力を受けています」と書き、柏児童相談所に一時保護されたが、野田市によると、その際、児相の職員が、父の勇一郎容疑者について尋ねると「泣き出すことがあった」と報告があった。

また、一時保護を解除した12月には、心愛さんについて「医師がPTSDの疑いがあると診断した」と報告があったという。

しかし、この2カ月後、児相は心愛さんが自宅に戻ることを認めていた。

2019年2月11日 月曜 午後0:08 FNN
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