若狭湾沖で、珍しい「サメハダホウズキイカ」とみられるイカが捕獲された。漁師が捕獲した魚を選別していた際に発見。「40年近く漁に出ているが初めて見た」と驚いていた。

 サメハダホウズキイカは体表がさめ肌のようにザラザラしており、ホオズキを思わせる膨らんだ体が特徴。

 捕獲のイカは全長約30センチ、胴体にあたる外套背長は約13センチ。2月6日昼ごろ、福井県おおい町の漁船「金録丸」の底引き網に入った。井本治一船長(56)によると、水深110〜200メートルで捕れたらしい。

 福井県水産試験場に写真で確認を依頼、「サメハダホウズキイカとみられる」との回答があった。サメハダホウズキイカであれば比較的大きいサイズで、県内では2018年5月に越前漁港で確認されて以来という。

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/794758
https://fki.ismcdn.jp/mwimgs/e/9/600m/img_e9af7457f7edaaa61ed8e82a8fa8a31d343374.jpg