[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2019年1月29日放送の「教えて小倉さん」のコーナーでは、北國新聞論説委員の小倉正人さんが、石川県の番地の特徴について説明していました。

石川の人に出す年賀状、または、石川の人から来た年賀状の住所は、番地が「イロハ」になっていることが多くないですか?

■理由は分からず

実は、この「イロハ」の番地が全県に広がっているのは、石川県だけだそうです。千葉県などでは一部使われていたり、東京では明治初期に使われていたりしました。

東京で、この番地がなくなったのは、明治の地租改正の改革で「イロハ」が「1.2.3」と簡単に整理されたため。

なぜ、石川県にだけ「イロハ」が残ったのかは、郵便局でもわからず、複雑な歴史的背景があるようです。

その後も明治22年の市制・町村制施行のとき、昭和30年代の旧町名が消えていったときなどに古い言い方を守った町、新しい言い方に変えた町などそれぞれの考え方で、番地も変わっていきました。

石川では、「イロハ」がしっくりしていたのでしょうね。(ライター:りえ160)

2019年2月10日 21時0分 Jタウンネット
http://news.livedoor.com/article/detail/16002970/

画像
http://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/4/2/424a5_1460_34b24d323fddee002edd7e11afe61834.jpg