就労人口比で常用の労働契約（所謂、定年までの月給を保証した有期契約）が減ってるから、それは別問題よ。
非正規雇用が増えたのは、非正規雇用の連中を見れば分かる事。連中は「 誰かの作った仕事」が発生した後始末しか出来ない。
売れる商品やサービスを会社内で開発する仕事、それらを営業したり店頭で売り捌く仕事、
それらに必要な契約を取る仕事、出向いて契約を結ぶ仕事、必要な資金調達や資材調達の仕事は担えない。
これらは全て厳しいノルマが課せられるし、経験や知識、信用が必要だから。
自分がノルマがクリア出来ない時点で後ろの工程に大迷惑掛かる仕事は完遂するのに時間も必要。だから月給で囲い込んでる。
残った仕事は何？
それが非正規雇用の連中が担ってる仕事。
マニュアルや製造装置を先に充てがわれて、その時間内で終わる見込み量の与えられた仕事を、その時間内でこなせばノルマクリア。
1時間辺りのノルマ＝工数、労働負荷、成果が予め数字で出ていて、
イニシャルコスト、ランニングコスト、リードタイム、タクトタイム、全部分かっていて、
その時間内、その日、その週、その通りに終わる。何の憂いも無い仕事。
