新潟県妙高市で特産の辛味調味料「かんずり」に使うトウガラシの雪さらし作業が進んでいる。

 「かんずり」は、塩漬けの地元産トウガラシを雪上に4日ほど放置してあくを抜き、塩やこうじ、ユズと一緒に漬け込んで3年間熟成させて作る。まろやかな辛味が特長で、地元では鍋物料理の薬味などに使う。

 同市の製造会社、かんずりでは、1月20日から従業員が雪さらし作業を始め、会社近くの農地にトウガラシをまいている。2月末までに計10トンをさらす予定だ。

 同社は今年、地元の鉄道会社と連携して雪さらしを体験できるツアーも始め、観光資源としての活用も進める。東條昭人社長は「雪深い地域の風土が生んだ辛さをぜひ味わってほしい」と勧める。(富永健太郎)

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