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老朽化した街路樹を検査 去年台風で180本倒れる さいたま
2019年2月11日 17時19分

去年9月の台風の影響で、180本の街路樹が倒れたさいたま市は、街路樹の老朽化が進んでいるとして、木の状態を検査し、必要に応じて伐採や植え替えを行う方針です。

さいたま市では、去年9月の2つの台風の影響で、市街地などの街路樹、合わせて180本が倒れる被害が出ました。

市は街路樹が老朽化し倒れやすくなっているとして、樹木医に依頼して木の内部や根の状態などを詳しく調べる検査を去年11月から進めています。
検査は樹齢40年以上の街路樹のケヤキおよそ200本が対象で、必要に応じて伐採や植え替えを行う方針です。

さいたま市道路維持課の都築隆史課長は「老朽化した街路樹は強風などで倒れてしまう危険性が高くなるため、対策を急ぎたい」と話しています。

街路樹の管理をめぐっては各地で対策が進んでいて、このうち埼玉県春日部市は、大きく育った街路樹の管理に費用がかかりすぎるとして、小さな木に植え替えるなどの対策を進めています。

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