【高橋洋一】外交・安全保障政策は絶望的な立憲民主党 経済でリベラルのお株奪われ「反安倍」しかない情けなさ[10/26]
1 名前:ねこ名無し ★[sage] 投稿日:2017/10/26(木) 08:34:16.99 ID:CAP_USER

最近、左派系の新聞では立憲民主党と共産党を含めて「左派・リベラル」と称している。
(略)
日本では、安倍晋三政権が、経済政策や憲法改正で「リベラル」のお株を完全に奪っている。
本コラムで繰り返して述べてきたが、金融緩和政策を使って雇用を伸ばすのは、世界的にはリベラルの政策である。

安倍政権は、日本の政治では初めてそれを使って目覚ましい成果を出してしまった。
その勢いで、市場重視、社会福祉でも矢継ぎ早に政策を出しており、立憲民主党(や民進党)は後れをとってしまった。

アベノミクスを超える金融緩和を訴えるなどして対抗すればいいものを、「反アベノミクス」と言ってしまったので、立憲民主党は経済政策でリベラル色を出せなくなっている。

憲法改正でも、今回の第9条に第3項を加えて自衛隊を合憲化するというのは、本来のリベラル、立憲主義の立場から出るべき意見だ。
実際、枝野幸男代表や民進党の前原誠司代表はそうした主張をしたこともある。それも、安倍政権に先んじられてしまった。

今では、「安倍政権での憲法改正に反対」と、ここでも「反安倍」しか言えない情けなさだ。

経済政策論争ができないので、「モリカケ」に走らざるをえないのが、立憲民主党だろう。(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)

http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171025/soc1710250002-n1.html