イスラエルのネタニヤフ首相は13日、訪問先のポーランド・ワルシャワで、オマーンのアラウィ外務担当相と会談した。イスラエル首相府が発表した。イスラエルとオマーンは外交関係がない。イランの脅威に対抗するため、イスラエルと湾岸アラブ諸国は接近しているとみられてきたが、これを裏付ける形となった。

 首相府によると、ネタニヤフ氏は会談で「過去にとらわれず、未来をつかむべきだ。多くの国が(関係改善に動く)オマーンに続くだろう」と主張。アラウィ氏は「中東地域の人々は過去に縛られ、多くの苦しみを抱えている。将来に向けた新たな時代が来ている」と応じた。

2/14(木) 1:38
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