「ゲッベルスと私」の予告編を見たが、面白そうだね。

ゲッベルスはナチス幹部の中ではもっとも長期にわたる日記と業務日誌を残してる。
出版されているものは何十冊にもなるので図書館で見るのが経済的だが、
後半の業務日誌をみるかぎり、誰と会ってどんな話をして、何を考えたかが一日一日
克明につづられている。秘書に口述筆記してもらったものだという。

一方、ソ連崩壊後にロシアの文書館で発見されたヒムラーの業務日誌は、ほとんどが
スケジュール帳のようなもので、ゲッベルス日記のような長い文章はあまりない。

ゲッベルスはやはり文才で身を立てたかったのかなと思う。