>>121 >>30 >>63 >>99 >>952 >>953 >>954

https://ja.wikipedia.org/wiki/検地帳
検地帳は同一内容のものが2冊作成され、検地役人と村役人がそれぞれに連署して全ての綴じ目に奉行の
割印を押印した上で領主側と村方に1冊ずつ保管した。名請人の記載方法には大きく分けて2つあり、単純
に年貢・諸役の負担義務者を記したものと「○分(○家抱)・×作」と併記して負担義務者と実際の耕作者
に分けて記したものがある。名請人として記載された者は土地の保有者として認められる一方で、その土地
に緊縛されることになる。後者は実際の耕作者名を記載することで所有するだけで耕作を行わない地主層へ
の牽制の意味も含まれていた。これは逆に考えれば、当時の村内部で重層的な階層が形成されていたことを
示しているとみることも可能である。