昨年クルーズ船で入国し失踪した外国人が106人に上り、年間の失踪者数が初めて100人を超えたことが、法務省入国管理局への取材で判明した。ビザ免除などでクルーズ船による訪日客が急増し、中でも中国から近く寄港回数も多い九州での失踪者が2017年は全体の約7割を占めた。大半は不法就労目的とみられ、就労先をあっせんするブローカーの存在も指摘されており、入管当局が警戒している。【宮原健太、浅野翔太郎】

 長崎港で17年の暮れ、中国人の50代の女がツアー客としてクルーズ船から下り立った。だが、女の目的は埼玉に不法滞在している息子に会うことで、中国人の仲介者とソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で連絡を取り入国した。クルーズ船を利用したのは仲介者からの指示だった。

 以下ソース先で

毎日新聞2019年2月17日 21時54分(最終更新 2月18日 06時52分)
https://mainichi.jp/articles/20190217/k00/00m/040/185000c
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2019/02/17/20190217k0000m040186000p/8.jpg