【マニラ共同】フィリピンではしかが猛威を振るい、保健省によると今年に入って136人が死亡、約8400人の発症が確認された。はしかは感染力が極めて強く、日本でも患者数が急増中。フィリピンから日本に帰国後に感染が判明したケースもあり、拡大が懸念される。

 保健省によると、1月1日〜今月9日で70人が死亡、約4300人の感染を確認していたが、16日時点での集計でほぼ倍増した。死者の多くは4歳未満の子どもという。

 首都マニラがある北部ルソン島での感染例が目立っていたが、中部のビサヤ地方、南部ミンダナオ島にも広がっており、保健省は監視体制を強化している。

2019/2/19 10:38
共同通信
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