19日未明、愛知県愛西市の養豚場でブタ数頭を業者が燃やして処分していたことがわかりました。愛知県は豚コレラへの感染を懸念して死んだブタを焼却した可能性もあるとみて調べています。

愛知県などによりますと、19日午前1時すぎ、愛西市の養豚場で、「何かが燃えていて異様なにおいがする」などと、近くをとおりかかった人から消防に通報がありました。

消防車が出て消火にあたったところ、敷地の一角でブタ数頭が燃やされていたということです。

県によりますと、養豚業者の男性は駆けつけた警察官に対し、死んだブタだとしたうえで「豚コレラの疑いもあるので焼却した」という趣旨の説明をしたということです。

死んだ家畜は、専用の施設に運んで焼却などをすると法律で定められていて、県は豚コレラへの感染を懸念した男性が、ブタを焼却した可能性もあるとみて調べています。

愛知県はこの養豚場に立ち入り調査を行い詳しく調べています。

2019年2月19日 19時31分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190219/k10011820411000.html
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