都構想、大阪市民「反対」47%…本社世論調査

松井一郎大阪府知事と吉村洋文大阪市長が大阪ダブル選で当選してから
22日で2年になるのを前に、読売新聞社は、府内の有権者を対象に
世論調査を行った。大阪市を廃止し、特別区に再編する「大阪都構想」の
賛否では「賛成」41%と「反対」の37%をやや上回ったが、都構想で
廃止対象となる同市の有権者に限ると、「反対」47%、「賛成」37%と
賛否が逆転した。
都構想は、6月に発足した府市の法定協議会で、市を4か6の特別区に分割する4パターンの区割り案が検討されている。

 同じ質問をした昨年11月の府民世論調査と比べると、府内有権者全体では、都構想への「賛成」が4ポイント減少したのに対し、
「反対」は5ポイント増加。大阪市の有権者では「賛成」が10ポイント減少し、「反対」は5ポイント増えた。

2017年11月21日 Copyright c The Yomiuri Shimbun
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