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先にノバルティスファーマのPL
高度に個別化された画期的免疫細胞療法「CTL019」
CAR-T細胞医療である「CTL019」は、患者さん自身の細胞を用いて、がんと闘う高度に個別化された画期的な免疫細胞療法です。白血球アフェレーシスという特殊な血液ろ過プロセスを通して、患者さんひとりひとりから採取されたT細胞は、ノバルティスの製造施設で、がん細胞やその他の細胞の表面に発現するCD19抗原を特異的に認識し攻撃するよう、遺伝子導入により改変されます。改変されたT細胞(CAR-T細胞)が患者さんの血液に投与されると、CD19を認識し攻撃する際に伝わる刺激により、CAR-T細胞自身が患者さんの血液内で増殖することから、治療は1回の投与のみで行われます。ノバルティスは、「CTL019」を含むCAR-T細胞医療の研究・開発・製品化を目的として、2012年にペンシルベニア大学とがん治療の研究に関する国際的な協力契約を結んでいます。

高度な個別化医療を実現するノバルティスのCAR-T細胞製造
ニュージャージー州モリスプレーンズにあるノバルティスの製造施設では、治験を含め現在までに、日本を含む11カ国の患者さんのCAR-T細胞を製造しています。CAR-T細胞医療では、高度な細胞製造技術はもちろん、決して細胞の取り違えがないよう、複雑な製造工程を厳格に管理する体制が求められます。ノバルティスは、世界規模で、この個別化された治療法を患者さんに届けるため、包括的な製造・供給チェーンの基盤を設計してきました。ノバルティスはCAR-T製造技術を向上させ、予想される需要に対応できるよう、今後も検討を重ねていきます。

https://www.novartis.co.jp/news/media-releases/prkk20190129-2