奈良市の男性職員が職場で仲間外れにされたと思いこみ、公務のデータを無断で削除するなどしたとして、減給処分となりました。

 奈良市によりますと、39歳の男性職員は健康医療部医療政策課の係長だった去年10月、職員向けのセミナーが自身が出席できない日に設定されたことから仲間外れにされたと思いこみ、公用パソコンに入っていたデータを削除するなどしたということです。さらに、当時の上司と部下に対して「公務員をやめるべきだ」などといったメールを80件近く送信したということです。

 市によりますと、データはすべて復旧されたということですが、復旧に半日かかり公務に支障をきたしたとして、男性職員を20日付けで減給10分の1、1か月の処分としました。

2019/02/20 19:10 MBS
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20190220/GE000000000000026672.shtml