外国からの投資を引き込んで株価を上げることで見せかけの景気を良くしたところで、
株主としてのコントロールや株主を忖度して株式会社は行動し、支配される存在。
そうして行動の為に経団連をつついて日本の政治制度をいじる。
それは株主の満足度を高めるためが主であるから、一番簡単なのは
従業員や日本の自然環境、労働環境(賃金、雇用保証期間、年金制度、
退職金制度、社会保障制度、健康保険、扶養手当、住宅手当、通勤手当などなど)
を減らしたり悪化させて原資にするのが手っ取り早い。
実際、そうなってしまっている。
海外に住んでいる投資家や資本家にとっては、日本国内の住環境、労働環境、
自然環境が劣化しようがどうなろうが関係無い。株価が上がり、配当が
たくさん出て、課税率が下がればそれがもっとも良いわけで、そのため
だったら、焼き畑農業しようが、都市がスラムになろうが、病人が増えようと、
少子化になろうと、全然関係ない。自分には関係ないからな。そうして
日本の経済や国家が没落するまえに、株を売り払って次の焼き畑農業を
する場所を世界の中で見つけるのだ。そうしてもしも日本が再び没落
から立ち直る気配があれば、またそこから養分を吸いに来るだけ。
 投資を海外から呼び寄せて、内政干渉を招き、社会制度を疲弊破壊されて、
労働力を効率良く吸い取られてめでたいことだ。そのためには支配者
階級だけを優遇すれば良い。そうして対立は国内でどうぞ。