>それならわざわざ30kmも離れた厚真で頻発するんじゃなくて、
>実験やってる苫小牧で地震が起こってるはず

ずれ応力が掛かっていてしかもアスペリティが滑ってしまえば地震を
起こす、そのような地下の地形、たとえば断層のある場所、
そういった場所が30km離れた位置にあれば、そうなるだろう。
もちろん10kmのところにもあるかもしれないが、どちらでも先に
崩壊した方が震源になる。

力が掛かっておらなかったり、簡単に短時間でガスや水が染み込むようなひび割れもなく、
一つに固まっているような岩体とかだったら作用するのにうんと時間が掛かる。
(封入位置のそばにあっても関係ない)

あるいは歪みに最初から抵抗できないエネルギーをためられない砂や粘土の層
だったら、そういうところは歪みが溜まらないし地層が割れるというような
ものではないから震源位置にはならないだろう。

いかにもきっかけがあったら断層とか地層のすり合っているところが滑って
しまえるようなところの隙間に、摩擦でもって滑るのが起きてい無い場所に、
その摩擦を支えて居る鉱物がCO2との化学反応によりグズグズに劣化させられたり、
あるいは水や炭酸ガスの層でもって密着が弱まったりすれば、滑りやすくなるだろう。
床に油を塗るように。