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皇籍復帰には皇族が不祥事や政変で臣籍降下した後に復帰した事例が多くあるが、上級貴族でなく平民で生まれたものが皇族になった前例はない
臣籍に生まれたが皇籍に「復帰」した例は平民ではない上級公卿だった「源朝臣忠房」(順徳天皇の曾孫)の1件となる、あえて含むなら源朝臣定省の子供も含まれる

源朝臣定省
源朝臣忠房

源朝臣定省は光孝天皇の子であり宇多天皇となり、宇多天皇の子である醍醐天皇は臣籍から天皇になったただ一つの例となる

https: //ja.wikipedia.org/wiki/臣籍降下

一度臣籍に降下した後には皇族に復帰することは許されないのが原則であるが、皇籍に復帰する事例も比較的多く見られた。
なお、以下の例の内、源朝臣定省の子達や源朝臣忠房の例は、臣籍として生まれながら、皇籍に移行した例である。

源朝臣定省(884年降下・887年復帰)
光孝天皇子。 源姓を賜って臣籍降下後に皇族復帰し、践祚する(宇多天皇)。宇多天皇即位後、源是忠ら同腹の兄弟達も皇籍に復帰している。

源朝臣忠房(1319年移行)
順徳天皇曾孫。臣籍として生まれたが、後宇多上皇の猶子となり、皇籍復帰する。