国連安保理の3月の議長国であるフランスと4月のドイツは、この2カ月間は両国が「共同議長」となることで合意した。ホイスゲン氏は北朝鮮制裁委員会の議長も務める。フランスのドラートル国連大使も「制裁解除は時期尚早だ」と述べ、完全な非核化に向けた具体的な取り組みを北朝鮮に求めた。
ベトナムの首都ハノイで2月27〜28日に開かれた米朝首脳会談で、北朝鮮側は米国に対し国連安保理による経済制裁について事実上の全面解除を求めたとされる。すべての核・ミサイル施設の廃棄を含む完全な非核化を求めた米国とは物別れに終わった。
ドイツは2019年、安保理に非常任理事国として加わった。
2019/3/2 9:49
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41956970S9A300C1NNE000/
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