【ニューヨーク時事】米国の宝くじ「メガミリオンズ」の運営団体は4日、昨年10月に出た賞金15億ドル(約1680億円)の当たりくじの当せん者が名乗り出たと発表した。

南部サウスカロライナ州在住の当せん者は匿名で、分割ではなく現金1回払いでの賞金受け取りを希望。受取額は約8億7800万ドル(約980億円)となり、単独当せん者の受取額としては米史上最高額という。

当せん者はくじ購入のため列に並んでいた時、別の客に順番を譲っていたという。運営団体は「親切な行いが素晴らしい結果に導いた」とコメントした。当せん者は州に6100万ドル(約68億円)を納税する。

メガミリオンズは六つの数字を選ぶくじ。当せん者が出ないと賞金が繰り越され、膨れ上がることがある。 

3/5(火) 16:23
時事通信
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