https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190305/k10011836431000.html?utm_int=news-life_contents_list-items_004

温泉地として知られる大分県は、ことし秋のラグビーワールドカップの開催で外国人が多く訪れると予想されるため、タトゥーを入れた外国人も入浴できる県内の温泉施設について、英語で紹介するサイトを開設することになりました。

タトゥーについては、海外ではファッションや文化としてとらえる人が多いものの、日本では、暴力団を連想させるとして敬遠されがちで、4年前の観光庁のアンケートでは、全国の旅館やホテルのうち半数余りがタトゥーを入れた人の入浴を断っています。

こうした中、ことし秋のラグビーワールドカップで準々決勝など5試合が行われる大分県では、地元を訪れる多くの外国人に自慢の温泉を楽しんでもらおうと、タトゥーを入れた外国人も入浴できる温泉施設を紹介するサイトをつくることにしました。

サイトは、英語で温泉施設を紹介する予定で、今月中旬の開設を目指しています。大分県観光・地域振興課は、「ラグビーワールドカップに向け、『おんせん県おおいた』として文化の異なる外国人も楽しめる環境を整えていきたい」と話しています。