マツダはCX−5で「負の連鎖」を断ち切ったか

 マツダ車ユーザーの間に、ある“定説”が広まっていた。
買い替えを検討したとき、下取り価格が思ったよりも安くて戸惑うと
いうのだ。自動車販売では、下取り価格が乗り換え時の実質的な
値引きや頭金となり、「高値で売れそう」という見込みが新車販売の
後押しにもなる。メーカーの人気やブランド力のバロメーターとなる
中古価格を上げるため、マツダはいかなる挑戦をしたか。
モータージャーナリストの御堀直嗣氏が解説する。

マツダの悪循環

 かつて、「マツダ地獄」という物騒な言葉があった。

 それは、マツダ車を購入すると数年後、下取りに出す際に査定価格が
他社のクルマと比べて低く、買い替えの元手となる資金が限られるため、
結局、高く査定してくれるマツダの販売店で再び新車を買うことになり、
その“負の連鎖”から抜け出せなくなることを指していた。
苦々しい思いをしながらも、マツダ社員もこの実情を承知していた。

 背景の一つは、多くの消費者の傾向である、大手企業の商品を買うのが
無難という安心感だろう。したがって、トヨタや日産など大手の新車を
選ぶ人が多く、それによって中古車販売市場においても大手メーカーに
人気が集まる。マツダの中古車に目が行く消費者は少なく、
安売りをせざるを得なくなり、下取り価格も低くなってしまうのだ。

(以下ソース元にてご確認ください)

読売新聞オンライン(3/9(土) 7:02配信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190309-00010000-yomonline-bus_all
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190309-00010000-yomonline-bus_all&;p=2
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190309-00010000-yomonline-bus_all&;p=3
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190309-00010000-yomonline-bus_all&;p=4