>>355
小学校では連立方程式は禁じ手なので、こう教える

鶴亀算では、まず「全部ツルだったら(またはカメだったら)」と考えます。

>>296 で全部がツルだとすると、足の本数は…
14(全部の頭数)×2(ツル1羽の足の数)で28本となります。

問題文には足の本数の合計は44本と書いてあります。
ということは、44本−28本で16本分、足が足りないということになります。

では、ツルとカメを一頭入れ替えると足の本数はどうなるでしょうか…。
ツル13羽×2本(ツル1羽の足の数)+カメ1頭×4本(カメ一頭の足の数)=30本。

整理すると、

全部ツルだと…足の本数の合計は28本
1頭カメにすると…足の本数の合計は30本
ということは、カメ1頭を入れ替えることで足の本数が2本増えることになります。

ツルとカメを入れ替えたときに増える足の本数から計算
全部ツルで計算すると足が28本で問題文の44本には16本足りませんでした。
ツルをカメに1頭入れ替えることで2本増えるので、16本増やすには16÷2=8で、カメを8頭入れ替えれば良いということになります。これがカメの頭数です。

カメの頭数が分かればツルの数も分かります。
14(全部の頭数)−8(カメの数)=6(ツルの数)。

確認してみると

ツル6羽×2本(ツル1羽の足の数)=12本。カメ8頭×4本(カメ1頭の足の数)=32本。
合計の足の数(44本)=12本+32本となっています。