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現代文明に疲れた米国夫婦 生活スタイルを19世紀に【写真】
エンタメ
2019年03月11日 18:46

米国在住のクリスマン夫妻を普通の夫婦と呼ぶのは難しい。サラ氏とガブリエル氏の2人は19世紀の暮らしと雰囲気にすっかり心酔するあまり、現代社会の便利さを一切遠ざけ、昔ながらの暮らし方をしようと決心してしまった。
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10年程前、クリスマン夫妻は、古い時計やアンティーク品の収集を始めた。次第に、過ぎ去った時代がますます彼らを魅了するようになり、とうとう自分たちの生活そのものを、ヴィクトリア朝スタイルに切り替えてしまった。

現在、サラ氏とガブリエル氏は、1880年代に建築された家で暮らし、古い家庭用品だけを使用している。2人は冷蔵庫の代わりに氷入りの箱を使用し、食事は昔のレシピにもとづき用意する。彼らは、19世紀当時のデザインの服を纏い、携帯電話を使わず、移動手段もレトロな自転車オンリーだ。

ガブリエル氏は自転車店で働いており、サラ氏はヴィクトリア朝に関する書籍を執筆している。彼らは、作家や映画監督たち向けの19世紀の時代考証や講演活動を行い、希望者のために専門クラスを設けたりしている。

クリスマン家にある唯一の現代文明はパソコン。サラ氏がパソコンにデータ入力をする理由は、出版社が手書き原稿を受け取らないことと、フェイスブックを更新するためだ。