去年7月の西日本豪雨やその後の台風などで、大きく崩れた丸亀城の石垣の、復旧にむけた工事が始まりました。
総工費約35億円、完成までに5年を要する、大工事の始まりです。

崩れた江戸時代の石垣から、重さ約1.7tの石が吊りあげられます。
再び、同じ場所に積み直すため、石を傷つけないよう、慎重な作業が求められます。
石垣の名城と呼ばれる、丸亀城です。
去年、相次いだ、豪雨や台風などの影響で、城の南西部の石垣が、3度にわたり崩落しました。
崩れた石は、約6000個にのぼります。
これ以上の被害を防ぐと共に、石垣の積み直しに向け、残った石を解体していきます。
まずは、梅雨の時期までに、モルタルを吹付けるなどして、雨による崩落を防ぎます。
その後、2020年度中に、崩れた石全てを回収し、2023年度までに、元の場所に積み直す計画です。
市民からも、町のシンボルの復活を、待ち望む声が聞かれました。
工事には、総額35億円以上かかると見込まれています。
これから5年の歳月をかけ、石垣の名城を取り戻すための工事が進められます。
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http://www.rsk.co.jp/news/news_local.cgi?cat=1&;id=20190315_9
2019年3月15日(金) 19:10