チケット販売サイト停止 利用者の個人情報 誤表示
2019年3月16日 11時31分

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人気アーティストのコンサートなどを手がける「キョードー東京」のチケット販売サイトでほかの利用者の個人情報が誤って表示されるトラブルがあり、会社は16日朝からサービスを停止して原因を調査しています。

「キョードー東京」によりますと、人気アーティストのチケットなどを取り扱う販売サイトで利用者がサイトにアクセスすると、ほかの利用者の名前や住所などの個人情報が誤って表示されるトラブルが起きたということです。

15日午前9時ごろからサイトにつながりにくくなる不具合があり、その後、個人情報が漏えいしているという外部からの指摘が複数寄せられたということです。

このため会社は16日午前7時から販売サイトのサービスを停止し、誤って表示された個人情報の件数やトラブルの原因などについて調査しているということです。

「キョードー東京」は53年前のザ・ビートルズの来日公演を手がけたことで知られる大手イベント会社で、人気アーティストのコンサートやフィギュアスケートのイベントなどを数多く手がけています。

「キョードー東京」はホームページで「皆様には大変なご迷惑とご心配をおかけし心よりおわび申し上げます」としています。

ツイッターに投稿相次ぐ
ツイッターには16日朝早くからキョードー東京のチケット販売サイトでほかの利用客の個人情報が表示されたという投稿が相次ぎました。

投稿ではチケットを購入しようと手続きを進めているとサイト上に知らない人の名前や住所、それにメールアドレスが表示されたと書き込まれています。

ほかにも他人が過去に申し込んだチケットの履歴やお気に入りに登録されていた内容も表示されたという投稿もあります。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190316/k10011850671000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_008