DNAが出るまでは警察も半信半疑だった。事件の1カ月後、DNAが出て
やっと信じてくれた。法廷で私が受けた多大な苦痛について、本当に嫌な思いをした。
私の職業について、弁護側から「性的に過激な職業をしている」と説明されたが、
そのような職業ではない。上司が証言したようにモデルとしては洋服も着物も水着も
着ている。それ以外にもたくさんしている。せん妄にしたいために私の職業を性的に
いやらしいものにしてしまおうという魂胆だろう。職業に誇りを持っている。
弁護側はあまりにも低俗な発想で、心から軽蔑した。裁判に必要ない個人情報も
次々と晒された。既往歴やブログは関係ない。

 弁護側は傍聴席に見えるように、私の胸が露わになっている写真を大画面で
映そうとした。女性の裸を一般に公開するのは常識的ではない。被害者の秘匿が
全く行われておらず、法廷を舞台とした公開処刑だと思った。

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