>>23
高額な再処理費用が絶対に必要になるのは1980年代でも分かっていた話。
だから、ウランの燃料価格が高騰することで原理的に高速増殖炉に採算性が
初めて発生するというのは計画当初からの前提条件。


あとウラン資源はそこまで貧弱じゃない。
何せ当初の見込みほど原子力発電が世界的に普及しなかったので、採掘可能
年数はさほど減っていない。だからこそウラン燃料の高騰も発生しないという
事態にも繋がっている。

この先も軽水炉は稼動は増えるどころか、減っていくことが確実に見込まれる
からウラン資源を掘り尽くす前に原子力(軽水炉)が消え去ることになる。
軽水炉の衰退は軽水炉そのものの非採算性が最大の理由で資源量の問題
ではない。

この部分を未だに認識できず(or意図的に無視して)に資源問題にかこつけて
いるのが経産省の致命的な誤りの根源だね。あなたは経産省のミスリードに
騙されかけていると思う。