0001みんと ★
2019/03/23(土) 02:10:30.13ID:wegrQd8k9電子取引のトレードウェブによると、米長期金利の指標である10年物の米国債利回りは一時2.42%と18年1月上旬以来ほぼ1年3カ月ぶりの水準に低下(価格は上昇)した。一方、3カ月物の米財務省証券(TB)は2.46%台で推移している。期間が長い金利が短い金利を下回る「長短逆転(逆イールド)」は先行きの景気後退を示唆する現象とされる。
長期金利が低下したのは景気の先行きに対する警戒感が背景だ。IHSマークイットが発表した3月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値で製造業指数が0.5ポイント低下し、52.5と1年9カ月ぶりの低水準になった。ユーロ圏のPMI速報値でも製造業指数がほぼ6年ぶりの水準まで悪化した。
FRBは20日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で19年中の利上げを見送る姿勢を示したが、これまでの利上げで短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標は年2.25〜2.50%となっている。期間の短い金利ほど政策金利の影響を受けやすいため金利逆転につながった。
日本経済新聞 2019年3月23日 1:21
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL22HZ9_S9A320C1000000/