日銀が4月1日に公表する3月の全国企業短期経済観測調査(短観)の民間調査機関の予測がほぼ出そろった。注目度が高い大企業・製造業の業況判断指数(DI)は2年ぶりの大きな悪化を見込む。中国経済の減速を受けた足元の生産や輸出の落ち込みが、製造業の景況感を冷やしているとの見方が多い。

日銀短観は3カ月に1度、全国約1万社に景況感などを聞き取り、その結果を公表している。日銀は金融政策の判断材料として重視し…

日本経済新聞 2019年3月23日 1:31
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42814180S9A320C1EA4000/