https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190323/0013746.html

京都生まれのゴリラ 名前決まる
03月23日 19時53分

京都市動物園で去年生まれたニシゴリラの赤ちゃんの名前が「キンタロウ」に決まり、23日、命名式が開かれました。

京都市左京区の京都市動物園では去年12月、絶滅が危惧されているニシゴリラのオスの赤ちゃんが生まれ、来園者の投票で名前を募集していました。
その結果、得票数などから名前は「キンタロウ」と決まり、23日の命名式で発表されました。

母親のゲンキと父親のモモタロウから、それぞれ字を受け継いでいて、昔話の「金太郎」のように強く育ってほしいという思いがこめられているということです。

動物園によりますとキンタロウは一日中、母親に抱かれて過ごしていますが肌色に近かった顔や手も少しずつ黒みを帯びてゴリラらしく成長してきているということです。
訪れた女性は「ずっと抱っこされていて、母親が手を離すときはぎゅっとしがみついてました。強くたくましく育ってほしい」と話していました。

飼育員の安井早紀さんは、「両親の名前を受け継ぐ良い名前になりました。成長するとお兄ちゃんやお父さんとも遊ぶようになるので家族の様子をみてほしい」と話していました。