22日夜、宮若市で住宅1棟が全焼して1人が死亡した火事で、警察は、この家に母親と2人で暮らしていた65歳の息子を放火の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、容疑を一部否認していると言うことです。

22日午後10時すぎ、宮若市長井鶴の安永笑子さん(88)の住宅から火が出ていると、近くの住民が消防に通報しました。

火はおよそ3時間後に消し止められましたが、安永さんの木造平屋の住宅が全焼して焼け跡から1人が遺体で見つかり、警察は、火事のあと連絡が取れなくなっている安永さんとみて確認を進めています。

警察は、消防とともに現場の状況を詳しく調べていましたが、23日夜、安永さんと2人で暮らしていた息子の安永敏幸容疑者(65)が、自宅に火をつけた疑いが強まったとして、放火の疑いで逮捕しました。

調べに対し「火をつけたら燃え広がったが、放火という認識はなかった」と供述し、容疑を一部否認していると言うことです。

警察が、当時のいきさつを調べています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20190323/5020002778.html