北ア唐松岳 残る1人救助できず

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20190324/1000027300.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

北アルプスの唐松岳では、23日、別々に登山をしていた3人が相次いで滑落する事故が起き、
2人が救助されましたが、残る男性1人は、悪天候のため24日も救助できませんでした。

警察によりますと、男性とは連絡が取れ、ケガも無いということで、25日も救助活動を続けることにしています。

北アルプスの唐松岳では、23日、標高およそ2500メートルの山頂付近で、
別々に登山をしていた大阪・高槻市の35歳の女性、京都市の30歳の男性、
東京・江戸川区の50歳の男性の3人が、それぞれ登山道から滑落しました。

このうち、23日夜までに大阪の35歳の女性と京都の30歳の男性は
救助隊によって救助され、いずれも軽いケガをしているものの、命に別状はないということです。
一方、東京の50歳の男性については、長野県警などが24日も朝から捜索に当たりましたが、
現場は雪のため視界が悪く救助できませんでした。

警察によりますと、この男性とは携帯電話を通じて連絡が取れていて、
ケガもなく、雪山の斜面に横穴を掘り、ビバークをしているということで、
25日も救助活動を続けることにしています。

警察によりますと、唐松岳の現場付近では、ことしに入って23日までに、遭難事故が13件相次いでいて、
警察は、登山者に対し天候や積雪などの状況を確認し、安全を確保して行動するよう呼びかけています。

03/24 17:41