雪舟ゆかりの庭園 樹齢450年のしだれ桜が見頃 島根
2019年3月26日 16時53分桜情報
島根県益田市の寺にある、室町時代の水墨画家、雪舟が作ったとされる庭園では、樹齢およそ450年のしだれ桜が淡いピンクの花を咲かせ見頃を迎えています。
益田市染羽町にある医光寺には室町時代の水墨画家、雪舟が作ったと伝えられる庭園があり、国の史跡と名勝に指定されています。
庭園の斜面には、樹齢およそ450年というしだれ桜があり、今月18日に花が咲き始め今週に入って見頃を迎えています。
高さおよそ10メートルの幹から垂れた枝にうすいピンクの花が咲き誇り、庭園は明るい雰囲気に包まれています。
26日は益田市内や松江市のほか福岡県などから見物客が訪れ、風に揺れる桜の枝を眺めたり、桜を背景に記念写真を撮ったりして楽しんでいました。
毎年訪れているという益田市の80歳の男性は「医光寺の桜は春の楽しみです。ことしは上のほうの花のつきが非常によくて、たくさんの花が咲いてとてもきれいです」と話していました。
益田市の医光寺のしだれ桜の見頃は、今月末ごろまで続きそうだということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190326/K10011861421_1903261634_1903261653_01_02.jpg
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