19/04/05 06:00
「懲戒請求者の多くは中高年だと思われます。和解を申し入れてきた人は若くても40歳代で、60代、70代という方も少なくなかった……」

 そう語るのは、後述する弁護士大量懲戒請求事件の“当事者”となった佐々木亮弁護士だ。

 佐々木氏の事務所に懲戒請求通知書が届き始めたのは2017年6月のことだった。いずれも見知らぬ人からだ。しかも、その量が半端ではない。100通、200通と増えていき、最終的には3000を超える異常事態になったという。

 懲戒請求というのは弁護士の非行に対して懲戒処分を請求する手続きのことだ。クライアントの依頼を誠実に遂行しなかったり、職業倫理、品格に反していると認定されると、弁護士業務停止などの処分を受ける。

 だが、佐々木氏には身に覚えがない。懲戒請求者は会ったことのない人ばかりだから当然だ。

中略

 請求者の多くが「余命三年時事日記」というブログに扇動されたものだということがわかっている。ネトウヨ(ネット右翼)に人気のブログで在日外国人の排斥を主張し、読者にさまざまな行動を呼びかけている。

 朝鮮学校への補助金を求める弁護士会の声明を“違法”だとして、懲戒請求書のひな型も用意していた。懲戒対象になる弁護士も、ブログが選定した人たちだった。

 呼びかけに応じて“行動”を起こした読者は1000人近くにのぼっている。冒頭のコメントにあるように、多くは年齢のい男女で、「日本のため」「正義のため」やったと話しているという。

 正直、私は驚いた。右も左もわからない子どもならいざ知らず、社会人として十分な経験を積み、分別もあるであろう高齢者たちが、たかだかネット上の妄想に惑わされたということなのだ。ある種の社会的病理ではないかとさえ思うのだ。

全文
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★1)2019/04/06(土) 09:27:26.58
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