ビッグローブは8日、キャッシュレスに関する調査を発表した。キャッシュレス決済を利用している人は約7割で、利用している理由は「支払いがスムーズ」と答えた人が75%だった。一方で、「現金とキャッシュレス、どちらがよりお金としての重みを感じるか」という質問には約6割の人が「現金」と答えた。

スマートフォン(スマホ)を所有する全国の20〜60代の男女1000人を対象に、2019年3月6〜7日にネット上で調査した。

キャッシュレス決済を利用している人は、20代が49.5%だったのに対し、60代が70.5%で、年代が上がるにつれ利用率が高い傾向が見られた。

利用しているキャッシュレス決済の種類は、クレジットカードが1位で78.2%、スイカなどプリペイド型の電子マネーが2位で60.9%、話題を集めているQRコードやバーコードは17.6%にとどまった。

キャッシュレス決済を利用しない理由は「お金をつかいすぎてしまいそう」が33.2%、「仕組みをよく知らない」が32.2%、「必要性を感じない」が31.9%だった。やめた理由では「完全なキャッシュレスにはできなかった」と答えた人が27.7%いた。

2019/4/8 16:24
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43469970Y9A400C1X30000/