だけど最近って新聞読んで鵜呑みにする人がほんに増えたよね。

国債も固定金利だから金利が上がっても、支払いが変わらないって
思ってる人がいるけど、毎年予算編成の時期の新聞なんて、
税収がないのに国家予算が100兆円越えたぞ、とか満期になった
大量の国債で、たった1年でも150兆円の国債を発行しなくちゃ
いけないとか、そんな記事が山のように流れてるから
鵜呑みにする人が多い。

で、そういう人たちに共通するのが、とにかく日本の財政は大変だ
今すぐ消費税を増税しないとだめだ、MMTなんてカルトだ、
日本国は資産を山のように持ってるけど売れないんだって点。

ここにそういう奴が書いてたことなんて、全部財務省御用機関紙の
日経新聞なんかじゃ、あたりまえに
何十回も載ってることだけで、逆にそんなあたりまえのことが
財務省のプロパガンダだって気づかない人が山のようにいるってこと。

たとえば日経新聞で、『日銀 危機』ってぐぐるだけで、3270件も
記事が出てくるし、『日銀 金利上昇 危機』でも394件も出てくる。
つまり日常的に今がやばいと意図的に吹聴している奴らがいて
そいつらが国債の取引で儲けられなくなってるのを訴えたり
省益重視で利権確保のために増税したいから危機を煽ってるだけなのは当たり前なのに、
それを真に受けて金利だけがいつか突然急激に高騰すると
思ってるやつが多いのはちょっと異常よ。