>>728
それは数字の意味を間違ってるわ。

1800兆円の資産のうち、300兆円は住宅ローンや
自動車ローンの借金。
で、残りの1500兆円のうち、500兆円は保険とか企業年金の
何十年分の積立なのよ。
日本は保険にはいる人が多くて8割の人が入って、老後の
年金保険とか自営業の退職期の保険とかいろいろ。
また企業が企業年金を40年積み立てたのも、その中に入ってる。
だから実質は1000兆円。

それと日本では老人の急増で年金は崩壊状態。
だから、70歳まで払い続ける案まで出てきてるし、減額もやっている。
また国民年金は65000円で、老後まで貯金を3000万円くらい
作らないと、もれなくホームレスになるレベル。

つまり年金がまったく足りないから、個人が政府に変わって自力で
貯金してるってのが、日本の現状。

で、仮に毎月10万円年金が不足するとしたら、日本の5300万世帯
で必要なお金はなんと1600兆円。
でも5300万世帯のうち、貯金をデキる人なんかせいぜい2500万世帯
くらいだから、そうると750兆円。

つまり1000兆円の個人資産の大半は老後の生活費で消えるお金。
本来、政府が積み立てないといけなお金を、若い人に払わせることができない
から、国民が自力でやってるだけ。

で、このお金は数十年後に使うお金だから、その間に財政危機なんかで
物価が上昇するのに預金金利がなかったら、年率2パーセントでも20年なら
40パーセントの価値が減る。

それが日本の怖いとこよ。
過去数十年を見たら、株の暴落も、国債の暴落も、金利上昇も起こってて、
それが今後は起こらないって予想するほうがおかしいからね。