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2019/04/15

buzzfeednews_jp
同性同士の結婚を認めないのは憲法に反しているとして、全国13組の同性カップルが国に損害賠償を求めた裁判。双方が初めて法廷でお互いの主張を交わす「第一回口頭弁論」が4月15日、東京地裁で開かれました。

意見陳述をした原告の佐藤郁夫さん(60)は、38歳の時にHIVに感染していることが発覚。

「私はHIV以外にも病気を抱えており、寿命はあと10年あるかどうかだろうと覚悟しています」と話す佐藤さんは法廷で、訴訟に込める願いをこう語りました。

「死ぬまでの間に、パートナーと法律的にきちんと結婚し、本当の意味での夫夫(ふうふ)になれれば、これに過ぎる喜びはありません」

「天国に行くのは私の方が先だろうと思っていますが、最期の時は、お互いに夫夫となったパートナーの手を握って、『ありがとう。幸せだった』と感謝をして天国に向かいたいのです」

一方、 国は「原告らの請求をいずれも棄却する」と主張し、争う姿勢を見せました。詳しい反論は、次回以降するとしています。(��:@ciaolivia)