4/15(月) 11:36
https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi/20190415-00122381/

2019年4月11日に放映されたテレビ番組で、タレントが、「スーパーの食品を、(賞味期限の新しい)奥から取るのは悪いのかな?」と語ったことが議論になった。

4月15日朝に放映された、テレビ朝日系列「グッド!モーニング」でも、賞味期限が話題になった。筆者が4月14日に受けた取材内容も紹介された。
消費者50人に「賞味期限切れ食品を買うか?買わないか?」について、番組取材班が街で尋ねた結果が発表され、50人中、24人が「買う」、26人が「買わない」で、「買わない」派が過半数となった。

賞味期限切れ食品を買わない理由として挙げられたのが「味が悪そう」「おなかを壊しそう」「すぐに消費しないといけない」「お金を出すなら良いものを買いたい」など。

後ろの2つはわかるが、「おなかを壊しそう」というのは、賞味期限のことを「消費期限」と混同・誤解している意見だと思われる。

「消費期限」は、おおむね5日以内の日持ちの食品(弁当・おにぎり・生クリームのケーキなど)に表示される。下のグラフの赤線で示す通り、劣化が早いため、早めに食べた方がいい。

だが「賞味期限」は美味しさの目安。美味しく食べられる期間を企業や分析機関が算出し、それにさらに「安全係数」という1未満の数字を掛けることが多いからだ。
国(消費者庁)は0.8以上1未満を推奨しているが、分析機関などは国の推奨より低い0.7〜0.9を勧めている場合もある。つまり、「美味しく食べられる期間」より短めに設定され、印字されている。
下のグラフの黄色を見ると、賞味期限(縦の点線)が過ぎても急激に品質が劣化することなく、ゆるやかに下降していくのがわかる。

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